プラネタリウム
シンフォニー・オブ・ユニバース 第2番 天の川から銀河系へ
地上に、宇宙に、響きわたる銀河の調べ。
デジタルプラネタリウムによる映像と、クラシックの名曲たちが奏でる壮大な宇宙のシンフォニー。私たちの銀河系の姿を、迫力ある映像と音で「感じて」みませんか。
最新のデジタルプラネタリウムが可能にした「銀河系」を感じる番組

クラシック音楽とデジタルプラネタリウムの映像が見事に融合した「シンフォニー・オブ・ユニバース ―ガリレオから最新の宇宙まで―」は、 平成21(2009)年の登場以来圧倒的な支持をいただき、異例とも言える早さでアンコールアワーに登場しました。 「シンフォニー・オブ・ユニバース 第2番」はその第2弾として制作しました。
第2番のテーマは「銀河系」です。私たちは銀河系という星の集まりの中にいます。しかし、それを実感することはまずありません。 そんな「銀河系」を感じるために、地上から見た天の川のさまざまな表情、 宇宙から見た銀河系の星や天体たちを紹介し、最後に銀河系全体の姿を紹介します。
世界最新のデジタルプラネタリウム「DigitalSky 2 Release2」で可能になった立体的な銀河系が目の前に現れた瞬間、それまで見ていたさまざまな風景が一つに繋がります。 次に天の川を見上げるときには、きっとそれが銀河系の内側の眺めであることを実感することができるでしょう。 最新の天文学の情報を表現できるデジタルプラネタリウムの機能を生かしながらも、クラシックの名曲と緻密に融合させた音と映像の世界をお楽しみ下さい。
登場するクラシックの名曲たち
- 序曲 ピアノ協奏曲(グリーグ)

私たちが忘れてしまった天の川。
かつてそれは自然の風景の一部でした。
- 亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)

季節ごとに違った表情を見せる天の川。それは私たちをぐるりと取り巻いていました。
- 2つのヴァイオリンのための協奏曲(バッハ)、クラリネット協奏曲(モーツァルト)

天の川の中を旅しながら、星たちが繰り広げるドラマを眺めてみましょう。
- 交響詩「我が祖国」より「モルダウ」(スメタナ)

もしも天の川の世界を飛びだしたら、どんな光景が見えるのでしょうか。
- 交響曲第3番「オルガン付き」(サン・サーンス)